2020.10.21 08:28加古川町寺家町 大将軍堂 時を超え、今なお地域の人々に崇められる、ミステリアスなお堂 大将軍堂 『大将軍堂』は、寺家町字山之内に在って、大将軍は、暦塞の方位を掌る神(方位の守護神)で、首楞嚴経(しゅりょうごんきょう・八世紀における中国の書物)註に「上天大将軍は天帝(帝釈天・仏教を守護する神)を官する(掌る)将なり、三十三天(帝釈天が住む世界)に住し、各鬼神を領して(所有して)四方を鎮護(平安を護る)す」と見えている。古来、この町の鬼門除として祭る。 近年は、大神宮神社と呼んでいる。
2020.08.16 02:46賀古泊(かこのとまり)の守護神『泊神社』 その由緒と歴史を訪ねて 『私たちが小さい頃には、隋ずい神門しんもん(神門)南側の「泊川」は水量も多かったし、水もきれいでしたから、夏になると、子供たちはみんな泳いでいました。隋神門のちょうど前あたり、川べりには、川の中まで続く石段があって、石段の一番上両側には常夜燈が2基建っており、“船着き場”の風情を残していました…。撤去されたのは、昭和47年に始まった泊川改修(矢板打ち)工事の時と思いますが、現存していれば、よい史跡になっていたと思いますよ。』
2020.08.16 02:26霊松『鹿児の松』とともに歴史を刻み続ける薬王山常住寺薬王山 常住寺因みに新宮十郎行家の腰かけたる松は所謂、初代鹿児の松にて、松の高さ三丈二尺(9.7m)、太さ三丈一尺(9.4m)東西二十一間(38m)南北十八間(32m)の巨木なりしと云う。(加古郡誌より)
2020.06.17 01:05勉学と商工の発展を祈願するお社 栗津神社加古川町栗津 栗津神社 当神社の『権禰宜(ごんねぎ)』を務める田中氏の言葉を思い浮かべながら、ペダルは、粟津神社へと向かう。ススキの穂先に季節感を感じるにはまだ早いが、今夜は中秋の名月…。見上げる青空のふもと、その先に、涼風にたなびく“クスノキの杜”が目に入る。目指す『粟津(あわづ)神社』である。境内に入ると、数組の母子が、黄色い歓声を上げ、神社内に飛び交うアキアカネを追いながらゆったりとした昼下がりの時間を楽しんでいた…。